熱海の薬売り

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ハンニバルSeason3 8-9話

感想とメモ✍

 

とりあえず噛み付き魔。

背中に竜の入れ墨を彫るために筋トレしたり、義歯を買ったり、竜を真似た奇声を発したりと厨二病活動に勤しむおじさん。

カタチから入る系かと思いきや、意外としっかり一家惨殺してて、ちょっと見直した。

冒頭から微妙に締まりのない身体でパンツ一丁の筋トレを見せられたのが印象深い。

 

3年経ってウィルが結婚していて驚いた。

アラーナでさえ見放していたので、てっきりもうハンニバルとしか一緒になれないと思っていた。

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ウィルがハンニバルに会いに行くと、ハンニバルはローションの匂いでウィルに家族、子どもがいることを察知。

文字通り、鼻が効くってやつ。

そこで「子どもなら私が与えたのに」と云っちゃうあたり、ハンニバルだった。

結局、自分で殺したくせに。でも好き。

 

ウィルを手助けする際も「家族は助け合うもの」「君は家族だ」と勝手に家族宣言していたが、ハンニバルは意外と家族と云う関係に拘泥している。

 

それに対して、ハンニバルに弄ばれて人生ぐちゃぐちゃにされながらも生き延びてきた人間が、銘々に家族を得ているのは皮肉だな。

特にアラーナとマーゴはメイスンを殺し、その罪をハンニバルに着せ、自分たちはヴァージャー家の子どもを授かって、遺産も子どもを相続人にできたのだし。